「もしシャア」の3は、ここから行けます。
サイド4(四国)の徳島県の大歩危では、雨が降ってきた。
シャアの誘いを振り切り、白いバイクのライダー…アムロは大歩危のコンビニエンスストアの軒先に入った。
ある女性が隣の土産物屋を覗いていた。
「…あの、何を見ているんですか?」アムロは尋ねた。
その女性はゆっくり振り返り、そっと語った。
「白い鳥…いや…、白い麺を嫌いな人がいて?」
「白い麺? …うどんですか?」
女性が見ていた店内を見ると「讃岐うどん」のお土産があった。アムロが「うどん県に行くの…」と話しかけようとしたとき、その女性は後ろから殺気を感じた。
「もう、ララァは賢いわぁ~。早速、凄腕のお兄さんを捕まえたんだ~! どんだけ~!」シャアのハイテンションに、ララァは右から左へと受け流した。
「少佐…」
もうそこにはアムロはいなかった。ララァにほっぺをつねられたシャアが、ララァに引きづられながらコンビニエンスストアに入っていった。